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06

目覚め

不可思議な装置の土台部分

明滅しながら見える、読めぬ文字の羅列が並ぶ画面の中で。

少しずつ、だが確かに変化する数値はやがてある数になり変化を止める。






『100%』







気泡が、大きく洩れた。




大きな駆動音と共に、中にある水が引いていく。
やがて筒の中が空になると円周を這う透明部分が消え、男は目を開く。

「…ふぅ」

マスクを剥ぎ取り、装置の中から出る。

「…調子はどうじゃ」

そのまま、近くにあった服を取り着ているところへ初老の人影が声をかけた。

「いい感じだ、前みてぇな疲労感が付き纏う感じが全くねぇ」

「ならば良い。だが、話した通りお前の体は以前にも増して丈夫にはなったが、代償として『狂男爵』と『天狼』の力はもうない。『金色童子』も一度に引き出せるエネルギー量では、30分しか保たん」

「あいよ。…で、天龍爪は?」

「治っておる。忘れずに持っていけ」

「さんきゅ」

服を着終え、刀を腰に挿す。



そのまま、男はその場から出て行った。
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