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風雲武館 対ラヴェンディラ

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アクサスにて設置されていた「風雲武館」にて。
ラヴェンディラとの一戦を下記に。


■Rule壱
基本的に1対1での試合とする
互いに生命点20を持ち点とし
レスの秒数1の位を使用して相手の点数を削りあう

例:乙のレスの秒数が38の場合、甲はHPを8点失う

■Rule弐
複数の仕合時に混乱しないようレスタイトルは
○○対○○ ○ターン先攻(後攻)とすること

■Rule参
レス秒数を使う為
公正を期すよう攻撃RPは1turn1レスとする

■Rule四
対戦中 48時間以内にレスが無い場合は
戦う意思を削がれたと言う事でその者を負けとする

■Rule五
行き過ぎた非難中傷、罵詈雑言を禁ずる
儀礼は不要だが相手を尊敬する心構えを持つべし

■Rule六
対戦相手は別スレの待合室で探すこと
待合室スレ:【風雲武館】 待合室 【雑談歓迎】

■Rule七
要望や改善案などは待合室にて
不明な点も待合室で遠慮なく


―風雲武館 対戦ルールより
【1ターン】
先攻 ラヴェンディラ

闘技場へ何の気負いも無く入り羽織っていたジレを脱ぎ捨てる
身体に沿った服は伸縮よく伸びをする小鬼の身体についてくる
背に一対の翼
夕闇のそれから両手に羽根を抜き取る

「殺る気で来てくれ じゃないとおれが熱くなれねぇ」

過去二戦した相手だ
手の内はばれている

だが

以前より鮮やかな電撃を身に纏い小鬼は相手の喉下へ奔った
喉へ走らす羽根の刃は相手の髪をそぐ
本当の狙いは次の一撃
逆側の手で相手の首の後ろを思い切り突き刺しに行く
───
小鬼/20
セイ/20

【1ターン】
後攻 ラヴェンディラ 

ギュッとグローブを嵌め込む。
「安心しろい。お前が殺る気でくる限り、俺が安牌な攻めが出来るはずもねぇ」

経過した時間は成長を示す。
より鮮やかになった電撃を纏う彼女の斬線。

一閃目を避ければ、それにより作られた死角から生じる二閃目が本命。

「ッ」

上半身をそのままお辞儀よろしく屈める。
首皮一枚を紅の筋で撫でていく後に、片足を軸に半分だけ向けられた背中をそのまま相手に向けきるように体を捻り、突き刺し過ぎた手の肩部分を狙い軸と逆足の灰キックを見舞う。

当たれば弾くそれに追随して格闘の乱打で追うだろう。

小鬼/20
セイ/20-2=18

【2ターン】
先攻 ラヴェンディラ

──突っ込みすぎたか

胸のうちで軽く舌打、肩を狙ってきた踵をそのまま受け止め
相手の勢いを更に加速し相手から思い切り離れる
相手の構えを見て小鬼は苦笑いを浮かべた
立ち構え、蹴りを受けた肩を軽く動かす
折れてはいないようだが。。。。

──でかいのに動きが早いってのが、な

小鬼は低く構えた
小柄な身体が地を蹴った

──翼にゃダメージないか・・

その走りを加速する
狙うのは足
雷撃を纏わせた羽根の刃を相手の膝下に走らせその背後で高く飛び上がる
高い位置で上下を入れ替える勢いで相手の後頭部を両の拳をあわせ振り下ろした

小鬼/20-6=14
セイ/20-2=18

【2ターン】
後攻 セイリオス

追随の目論見は、最初の蹴りの勢いと彼女自身の加速であっけなく崩れた。
深追いはせずに此方も下がり間合いを計り直す。

純粋な速さでは適わないのは承知の上。
それだけに、一撃一撃を如何に重く与えられるかが鍵だ。

「挟撃か!」

膝元に迫る雷を纏う刃、頭上からは拳。

此方も地を蹴り、拳を迎え撃つべく右拳を構えれば集うは風。

「殺る気なら雷も篭めて来いッ」

―風神拳 爆旋一揆 零式

その両拳へ叩きつける。

小鬼/14
セイ/18-4=14

【3ターン】
先攻 ラヴェンディラ

振り下ろす両拳の先に風が集う

──っ!

危険を感じ翼をたたむ
相手の拳を受けた瞬間、風の渦が小鬼を襲った
地に叩きつけられた小鬼がゆらりと立ち上がる
身に着けた服が血をすって魔文字を浮かび上がらせた
裂けた傷を抑えているらしい

「雷がそんなに欲しいのか」

小鬼と男の右手を細い糸が繋いでいた

「まったく手首じゃねぇ方の首にかけようと思ったのに・・な!」

かけられていたのは小鬼の髪
魔力を通したそれは小鬼の羽と同じようにその力の強さで刃へと変わる
青紫から一瞬で白銀に輝いたそれを引き抜きざま雷撃を伝わせる

小鬼/14-5=9
セイ/14

【3ターン】
後攻 セイリオス

「な、に―」

相手の台詞で気付くも、動くのは後手。
引き抜きざまの一撃は手首を裂いて雷が体を伝う。

「がああ…ッ!」

膝が崩れ煙が上がる。
痛みと共に走る痺れに、体を起こすのに暫し時間を要しながら。


「上等、だ。出し惜しみせずに、きやがれ」

今度は、風の力が拳だけでなく脚にまで宿る。
試したのはまだ一度きりだが申し分なし、先の爆旋一揆を一撃一撃に篭め続ける風の爆撃。

―風神爆旋連武

風を纏う体は、今までの倍以上に加速してその間合いを一気に詰める。

そこから始まる乱打戦。
一撃は爆旋一揆に劣るも、それを数で打ち込むは正に重撃。

小鬼/9
セイ/14-5=9

【4ターン】
先攻 ラヴェンディラ

──足に掛けりゃよかったか

風の勢いで迫る男を見て小鬼は苦い顔を浮かべた
迎え撃つために腰を落とし構え両腕に雷撃を纏わせる
刃にした羽根をその腕に沿わせ強度を高める

風の爆発を伴った重い一撃一撃が小鬼を襲う

──ったく!受け流すのがやっとじゃねぇか!

相手の動きに集中し何度かまともに入るのを受け流す形でダメージを軽減する
相手の一瞬の隙を縫い後方に跳ね飛んだ
身体の痛みを無視して間髪を置かず相手に突っ込む

──脚か頭と行きたいが・・!

体躯的に一番狙いやすい相手の腹を狙って青い光を纏った右の拳がばちばちと音を立てて奔る

小鬼/9-6=3
セイ/9

【4ターン】
後攻 セイリオス

爆旋連武の弱点は大きく1つ。
弾ける一撃毎の反動は激しく、体を振り回される程になる事。

故に、後方に間を空け再度詰めるそこへの反応が遅れる。

「がっ、は…ぁぁああああッ!」

腹部に深く入る拳と電撃が全身を焼いた。
飛びそうになる意識、崩れ落ちかける体をだがして歯を食い縛ればその腕を掴む。


「――へっ、踏み込みすぎだ…ぜ」


口の端から流れる紅い雫すら気にも止めず。

空いた手を構える。

「我こそは盟約者!我が名こそは斬風王!我が呼び声に応え…来たれ、風の王ッ」


―風神症最終奥義 霊王降臨

背後に浮かび上がる影が光の奔流となって構えた手から放たれた。

小鬼/3
セイ/9-8=1

【5ターン】
先攻 ラヴェンディラ

雷撃を込めた腕は相手の腹に綺麗に収まる
そのときやはりという危機感が小鬼の背筋をするりと撫でていった

がっしりとつかまれる腕

反撃の間もなく相手の詠唱が完了する

──間にあわねぇっ

瞬時開いた翼で己の身体を覆う
魔力で強化する間はなかった
跳ね飛んだ小鬼の身体は床に一度跳ねて沈んだ
紺と空色の羽根が舞散った

歯を食いしばり辛うじて意識を失わないよう耐える
が、それが限界

「くそう、、首落とし損ねちまったぜ」

切れ切れにそう負け惜しみを呟いた

小鬼/3-6=0
セイ/1

【5ターン】
後攻 セイリオス

吹き飛んだ相手の言葉を聞いて、ようやく体の力が抜ける。
片膝をつき、荒い呼吸を整えながら。

「あっぶねぇ…紙一重、か」

最後の一撃は、チャンスを逃さぬ為の略式詠唱ではあった。
だが威力としては自分の技の中でも最高峰の1つではある。
それでまだ意識を留められるというのだからやはり、強い。

「…へへっ、これだから強ぇ奴と本気で闘れんのは止められねぇんだな」

痛みも疲れも超えて湧き上がる充実感に、零れたのは笑み。

ふっと、緩んだ顔を上げて相手をみやり。

「また闘ろうぜ、ラヴェ」

ニッと満面の笑みを浮かべた。

【了】
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