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09

誰も居ない部屋

休む、と言って部屋に篭った男の部屋にはしかし、開けてみれば誰もいない。


ハンガーで吊るされていた軍服。
立てかけてあった刀と双剣。

壊れているんだ、と言って机に放りだされていたままだったはずの指輪。



部屋は綺麗に整えられ、しかしそこに男の気配はどこにもなかった。
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03

暫しの休息

何よりも闘いを好み。
何よりも仲間を思い。
何よりも高みを目指し。

ただただ、駆け抜けた3年間。

俺が周りから受け、成長した過程は幾つもあった。
俺が周りへと与えてやれたものはあっただろうか?



常にギリギリで、常に一杯一杯だった。
余裕なんかあった時なんて、数える程しか覚えていない。

それでも、楽しかった。笑顔があった。



さぁ、暫しの眠りにつこう。
闘いに明け暮れた日々が傷つけた体を、次目覚めるまでに少しでも癒してくれる事を願いながら。